外面

ファーストラヴの外面のネタバレレビュー・内容・結末

ファーストラヴ(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

性被害の目に晒されていたり周りの男が信用できないことがあったり危機を感じたりしてきた人生でつい最近も立て続けにそういうことがあったから、投影して泣けた。
親しい男に裏切られる感覚がとても辛い。
男の人の目に怯えたことも不審者にあったことも幼少期のトラウマも最近のどでかいトラウマも関係ないかもしれない危機を感じる出来事も、忘れてたり忘れてなかったりする恐怖と絶望の中で少し救われた。
私も心理学部なので公認心理士の勉強少ししたけど、私は多分患者に自分を投影して救われようとしてしまうから向いてなくて資格取るのやめた。フィクションだからいいけど現実で患者を使って救われようとする公認心理士は要らないからね。
心の傷を笑ってネタにして誤魔化してきたけど全然傷の深さは大きいし、ネタにして周りが笑うことで傷に気付いてもらえないことを勝手に絶望したりしてたから、お父さんを殺す前に周りの大人が貴方の心を何度も殺してきたって言葉で救われた。そうだよね、わたしの心は殺されているよね、?幼少期のトラウマが治るより早くいろんなことが起こって、やっと治ってきてその矢先に大好きな人に裏切られて、殺されてるよね??
寄り添ってくれたこの作品に感謝。トラウマが収まるまでこういう作品で穏やかに向き合って昇華していきたい。
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