このレビューはネタバレを含みます
芳根京子は最高。
幼い頃に男性から向けられる性的な圧って、想像するよりも辛くて心に残ることだと思い出してしんどくなる人一定数いると思う。私もその1人なので、中盤の2人の女性の告白にはとんでもなく引きずられる…。笑って大したことない事にできる日とやっぱりあれはとんでもなくしんどくて深刻な事だったと涙がとまらない日が交互に来ることも、その事実をその時も今も両親にさえ言えなかった事も私はまだまだ抱えて生きてく側の人間なので、人に聞いて貰ってその時を少しでも消化できた2人にはちょっと憧れがあるよ。
こういう事って、普段想像はできないだろうから作品を見る事で誰かの気づきとか意識になるのなら良いなとは思う…。
実はこの直前に見てた映画の影響か、もっとエゲツない展開を想像して勝手にドキドキしてたから、ラストが思ったより明るい幸せの兆しで拍子抜けした。
芳根京子は最高。