一言で言えば度肝を抜かれた
まさに由宇子の正義が揺れ動くさまが安定しない天秤のようで、自分の事のように感じられる
皆んな自分は正義の側にいると信じている
でも、それは他人事で外から見ているから
自分が当事者だったら？
自分が由宇子ならどうする？
自分にとって都合のいい事だけを信じ、誰かのためとうそぶき、自分が信じていた正義とは別の行動をとるかもしれない
光石さんの役は光石さんが演じるからこそのエグさ
え、ちょ、マジかよ…ってなる
主演の瀧内公美さん、高潔さと狡さを感じさせる…素晴らしい
上映後のトークイベントで、音声に拘っている（足音、食事のシーンなど音を足してる）というお話をされていたので、そのあたりを気にしながら、もう一度観てみたい
感情を煽るような音楽がなかったのも好印象
上映前に監督が仰ってた宣伝文句『尿意を忘れる作品』に偽りなしw
でも、いちおうお手洗いには行っておいてね
2時間半だからw
