このレビューはネタバレを含みます
女子高生自殺事件を追う、ドキュメンタリー監督の話。
映画の冒頭、TV局上層部に番組の一部をカットさせられるシーンがあったり、加害者家族が人の目を気にしながら生活している事が描かれる。
この時点で「…
「天秤」というタイトルで司法モノかと思っていたら実際はもっと深い意味だった気がする。
BGM無しでハンディカメラからの目線が生々しい日常を際立たせていたのが印象的だったけどエンディングが物足りなかっ…
これはきつい……
ドキュメンタリーを撮っている由宇子は
教師に暴行を受けたという女性徒、その後メディアの追及によって自死したという容疑者の教師を追う
一方、由宇子の父が経営している"木下塾"で…
自分の使命と矛盾した、とんでもない状況に直面する主人公。あぁ、最後までいったいどうなるのかと心落ち着かない。まさにタイトルの通り。重くて突き刺さる社会派的ドキュメンタリータッチのヒューマンドラマ。俳…
>>続きを読む【天秤】
同じ重さの『モノ』を両方の皿に乗せると
水平が取れるアレ
由宇子の天秤では
絶対に水平は取れないと思った
そんな作品
視聴者任せのエンディングだと思った
解釈がきっと個人で違うと思う
…
第三者の立場にいるからこそ、正義と平等は保てているけれど、いきなり自分が当事者になった時、その正義と平等の天秤がグラグラと揺れて傾き始めてしまう。
これはかなりキツイ。映画を見る時、自分自身も同じ立…
このレビューはネタバレを含みます
©2020 映画工房春組 合同会社