登場人物の正義が終始揺れ動き続けており、観客個人の正義だけでなく、社会的な正義すらも根本から揺さぶられてしまった。
生理的な気持ち悪さすら感じる作品だったが、これは観るべきだ、と強く思える作品だった…
負の連鎖や。一つの綻びで均衡がガタガタと崩れる。ラストシーンは鮮烈。罪の告白、真実の告白は正義なのかエゴなのか考えてしまう。事件後の加害者、被害者の周囲の人達について想像を働かせることはあまり出来て…
>>続きを読む救いようのない主人公。
「真実しか放送したくないイヤイヤ!」かと思えば、自分の父の罪は法外な薬で隠蔽しようとするしその被害者の萌にも裏切られないようすり寄り。
父親が関係を持ったことは事実なのに他の…
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