Renz

アントマン&ワスプ:クアントマニアのRenzのレビュー・感想・評価

3.9
量子世界はまるでスターウォーズみたいな世界で、反乱軍もあるしいろいろな種族もいるし、そんなところはフレンドリーなクリーチャーが出てくるだけでニッコリしちゃう自分のようなチョロい奴にはとても良かった。

ほとんど量子世界の話なのでCG祭りなのは致し方ないかと。昨今のMCUショボCG問題対策としてあえて3Dで観るといいかも。アトラクション感覚もあり、CGの出来云々は気にならなかった。

近頃のMCUはただ悪い奴をやっつける話でなく、いろいろモヤモヤさせる話ばかり。
正義とは何か、戦う理由はなにかとか、自分探しとか、社会問題とか、そんな題材もたまには良いんだけどそればかりだとねえ。

でも今回は明確に悪いヴィランが相手なので(少なくとも今作だけみれば)スカッとする話で良かった。
ヒーローものなんだからたまには人助けか悪者退治が観たいんだよ。とくに日本の特撮、少年漫画、アニメ好きだから、強い敵が出て倒す話が好きなんだ。

不満といえばビル・マーレイの扱い。
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