Bouboumayuge

アントマン&ワスプ:クアントマニアのBouboumayugeのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

完全に舵を切り損ねたMCU

マルチユニバースが本格的に
新展開への火種はシリアスに
転換の重責を担ったのは
唯一の息抜き物語アントマン

シリアス路線からお笑いへ
切り替え成功したソーとは
逆の展開を狙っているのか
知らんけど全くノレなかった

まず上映時間の9割以上が
量子世界というCG然とした
舞台なのが辟易とさせられる

でかっ鼻カーンのキャラ問題

敵役として無慈悲のはイイが
スーツの力が強力なだけで
復讐という野望の小ささには
魅力も感じないし怖くもない
何人もいるしついて行けない

それ以前に話の運び方がヘタ

量子世界にいた頃何があったか
中々秘密を語らないジャネット

30年以上孤独に耐えていたと
思っていたらすげぇ人いるし

実は量子世界をずっと研究して
いたってキャシーのご都合主義

アリが文明を築くほど発展して
結局大戦の勝利を担ったのアリ

1人ゲートを潜らずにカーンと
殴り合い決戦したスコットも
自力では敵わず見かねたホープ
参戦で勝利って何?
そんな2人も帰れず量子世界に
…と思ったら一瞬で帰っちゃう

後付けのお話しが多過ぎるし
引っ張っる話と端折る部分の
バランスがおかしくて観客は
置いてけぼりになってんだわ

ミッドクレジット意味ないし
エンドクレジットも想定内

こんなに次作を期待できない
駄作はシリーズ初。ヤバいな
Bouboumayuge

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