ペコ

アントマン&ワスプ:クアントマニアのペコのレビュー・感想・評価

3.4
シリーズの第3弾。マーベル作品の中では短めの2時間5分!これくらいの上映時間がいいのよ!膀胱に優しいマーベル作品。
アントマンさんちの娘さん、いつのまにか大人になってましたね。事故によって量子世界に引き込まれてしまった主人公のスコットや娘のキャシーたち。そこには世界征服を企む征服者カーンがいたのです。マーベル作品の中では割とシンプルな物語でした。一言で言うと、短めのスターウォーズって感じ。量子世界に飛ばされちゃうけど、量子世界の中にも文明が発達していて部族がたくさんいるんですね。もう何でもありじゃん!異世界、宇宙、水中、そして量子って…もうそろそろお腹いっぱいです(笑)
アントマンシリーズは家族愛に焦点を当てているので、今回も親子の絆が深く描かれていました。娘を救うために命懸けで戦うスコットは頼りなさそうに見えて頼りになるヒーロー。カッコいいお父さんでした。展開としては今までのマーベル作品で見覚えがあるような予定調和で、やっぱりそうなるかという展開が多かったです。今回もアリさんたちの大行進が凄い。虫が苦手な人は注意ですよー。アベンジャーズの超大作感を見させられているから、やっぱりスケールの小ささが否めないのです。
そして今回から登場した新キャラのカーン。史上最強の敵のような扱いになっていますが、個人的には「ん?強いのか?」と思ってしまいました。すごい特殊能力を持っているのに、なぜ使わずに見てるだけなのだろうかと、ツッコミを入れたくなる場面が。別の世界でアベンジャーズをたくさん殺したと言っていたが本当は弱いんじゃないの?今後の作品にもカーンは登場するみたいなので、これからの活躍に期待ですね。

穴7個あるか数えちゃったよ
ペコ

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