このレビューはネタバレを含みます
■悪かった点
今回の映画は量子世界で全てが完結し現実世界に何も影響していないため、以下の2点をするためだけに作られたという印象
・カーン評議会によるアース616への認識が変わった
→アベンジャーズ5に向けた布石
・キャシーがヒーローとして活動を始めた
→ヤングアベンジャーズに向けた布石
アントマン過去2作はMCU内で最も現実的な世界を生きるスコットが活躍するのが好きだった。しかし、今回はその現実的な世界の描写が少なく、というか本筋では全く出てこず残念。
■良かった点
スコットがアベンジャーズの活動を経てヒーローとしての自覚がある行動をしているのがよかった。
シビルウォーは身内のいざこざに呼ばれただけで、あの戦いの後もヒーローに対してはミーハーな一般人感が抜けなかったが、エンドゲームを経てヒーローの一員として自覚が強くなり成長している気がした。少し寂しい気がするがよかった。
■余談
ラストにハンクピムが大量のアリでカーンを圧倒するところはかっこよかった。しげちーのハーヴェストを思い出した。