およそ

アントマン&ワスプ:クアントマニアのおよそのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

たのしかった〜!
量子世界の冒険も超科学帝国への反逆も滅茶苦茶4DXスクリーン映えして遊園地のアトラクション気分の2時間だった…!
もちろんストーリーも文句無し!
ちゃんと本作一本で倒すべき相手を倒してスカッと終わりつつ、ポストクレジットで新たなフェイズの開始を告げてこれからのMCUへの期待も膨らませてくれる、プロローグとしての役割をきっちり果たしている。

穴のない彼など個性的な新キャラ達を始め、魅力を挙げればキリのない作品だが、特に何が嬉しいって、これだけ世界観が壮大に広がっても、アリ達は頼もしい仲間として活躍してくれるし、あらゆるスコットの根幹にはいつでも娘への愛がある、という一作目から示されていたことを作品に合わせてスケールアップさせながら一貫して見せてくれているところ。

一作目のミクロの世界や今作の量子世界など未知の世界への冒険心を湧き立たせる映像づくり、そして味方側の哀しい犠牲など無しに登場人物の成長や関係性の発展を描く話づくりをシリーズ通してしてくれている事を改めて感じて、アントマンシリーズがより大好きになった三作目だった。

あと今回はスコットとキャシーとの親子愛が描かれるとの事前情報だったのでホープの活躍は少なめでも仕方がなしという気持ちで観賞したのだけれど、可能性の嵐の中でお互いを観測しあったことで存在が確定して二人になるシーンや、クライマックスの悲壮な決意を固めてカーンと闘うスコットの元に戻るシーンなど、重要なところでタイトル通りアントマンのバディとして頼もしく決めてくれていて嬉しかった✨
およそ

およそ