およそさんの映画レビュー・感想・評価

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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.1

ベネチアが舞台だけれどほぼほぼ館の中で話が進む。

豪華客船や遺跡など目に楽しいナイル殺人事件や、純粋にミステリーとして一番面白いオリエント急行殺人事件と比べてしまうとどうしても評価が下がるが、ホラー
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.5

ながら見しようと再生したら、中盤までのぱくぱく人が喰われていくテンポの良さに作業の手を止め観賞。モンスターパニック好きなので楽しめた。

女性陣は80年代作品のような単純な悲鳴要因ではないけれどもヒロ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.8

過保護な親からの自立、友情が生まれて拗れ、より強く育まれていく少年の心…
異種族間の融和など如何様にも広げられそうな設定を、良い意味でこぢんまりとまとめたお陰で無駄な雑味なく楽しめる爽やかなひと夏の青
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

色鮮やかなアトランティスにクリーチャー溢れる砂漠!ジャングル!そしてスチームパンク風のブラックマンタの潜水艦などなど、IMAX3Dでの観賞を後悔させない飽きのこない画面造りで2時間たっぷり楽しませても>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.8

幼少期に観ていたら間違いなくトラウマになっていたであろう恐過ぎるゴジラ。

だが、そこがいい。

ONE PIECE ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年製作の映画)

3.8

この作品あまり話題にされているのを耳にした記憶がないのだけれど、FILM以前のワンピース映画の中ではかなりの名作では…?
タイトル通りとにかくチョッパーが大活躍しているので彼のファンは必見。

まず会
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ONE PIECE ワンピース ねじまき島の冒険(2001年製作の映画)

3.5

盗られた船、捕えられていく仲間達を取り戻せ!という王道ストーリーだがメインはゲストキャラ二人の兄弟愛。ルフィが重ねたのはシャンクスに守られた無力な自分だったけれど、原作で盃兄弟のエピソードが判明してい>>続きを読む

ONE PIECE ワンピース(2000年製作の映画)

3.3

劇場版第一作だからと期待しすぎるのは厳禁。

テレビアニメのスペシャル放映版だと思えば、ギャグ多めの軽いテンポでバトルはもちろん、人情風味もありと51分の短時間でサクッと楽しませてくれる良エピソードだ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

外国映画における日本のやたらギラギラしたネオンや謎の祭囃子的BGMの原点、もしかしなくても本作?

原作未読。難解と言われて視聴を尻込みしていたが、いつでも自分を助けてくれる金田への鉄雄のコンプレック
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭琥珀色の砂漠でのギャロップからサブタイトルに恥じないポストクレジットまで、余す所なく見応えの有る三時間!ほぼ事前情報なしで見たのでここまでうつくしくジョン・ウィックの物語が完結してしまうとは…と感>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
もはや様式美とすら思える典型的な「悪のナチス」相手に大活躍!の冒頭回想。そして目覚めた現在の彼の身体を容赦なく見せつけ『老い』を実感させてくれる演出により、や
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

5.0

感無量…本作に繋がるテレビシリーズはそれぞれで綺麗に終わっていたというのに、キャラクター各自に残る罪悪感とかわだかまりとか余さず掬い上げようとしてくれていて尊さに合掌したし、クライマックスのバトルはと>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

元気を貰える、笑いと涙と楽しさ盛りだくさんの超王道ヒーロー映画⚡️
シビアな世界観とか批評家も唸らせるメッセージ性とかそういうのも勿論必要だとは思うけれど、たまには深く考えずに派手なビジュアルと明るい
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

たのしかった〜!
量子世界の冒険も超科学帝国への反逆も滅茶苦茶4DXスクリーン映えして遊園地のアトラクション気分の2時間だった…!
もちろんストーリーも文句無し!
ちゃんと本作一本で倒すべき相手を倒し
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バビロン(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

うああこれは映画館で観れて良かった…!
黙示録のバビロン滅亡の歌の通り「激しく打ち倒されて、もはや決して見出されることはない」ような惨い最後を覚悟して行ったら、移ろう時代の光と闇、そしてそこに生きた人
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1923年、アイルランド。本島の砲声は海の向こう遠く、妹とロバたちと細々とした平穏な暮らしを営むパードリック。ある日、長年の親友コルムをいつも通りパブに誘うが、待ち合わせの時間を無視してパブに現れた彼>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ふかふかのソファ。
素敵な本が収められた本棚。
海が見える自分だけの部屋。
自分と同じ、それぞれ事情を抱えた子供達…
生きなくてはならない現実が辛い全ての人にこんな場所があったらいいのに、と心から思わ
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あなたの、私のクリスマス?(2022年製作の映画)

3.5

クリスマスに向けそれぞれ帰省する学生カップルのジェームズとヘイリー。発車を待ちながら恋人を想う二人は居ても立ってもいられず、相手が乗っている筈の電車に乗り込んでしまう。恋人不在の状態で互いの実家に辿り>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.5

近年稀に見る、エンタメ特化なヒーロー映画!
ヒーローとヴィランの狭間で揺れ動くブラックアダムのオリジンであり、新たなDCUの強い脈動を感じさせる一作。
万人に見てほしい…!

ヒーロー映画は好きだけど
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


作中のワカンダの人々同様、演者達も“彼”を喪った。だからこそ切実な演技が胸に迫り、冒頭からミドルクレジットまで何度も落涙してしまった…。劇伴も良かった…やはりこれは音響の良い映画館で楽しむべき作品。
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冷戦下の英国情報機関MI6、通称サーカスに潜む裏切り者を巡る、彩度・コントラスト低めの、とにかく渋〜いスパイ映画。
ロマンスは無情に潰え、絶対正義の主人公や華麗なアクションなどのスカッとする要素は皆無
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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ブロンド巻毛の天使のような美少年カルリートスは、外見に反して罪悪感なく嘘や窃盗を繰り返す問題児。転校した学校で他とは違う雰囲気を纏う青年ラモンと出会い、危険な彼とその家族の犯罪行為に嬉々として加担し始>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

霧渡る緑深き山々、奇岩と大樹の森を抜けた先に鎮座する神の像――正しく地方の神域といった風景から穏やかに始まる物語…の展開の落差が凄い。思わずのけぞってしまう驚かせ演出、視界を手で覆いたくなるような残酷>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.5

昔めちゃくちゃ好きだったんだけど、久しぶりに見返したら私の価値観が変化したせいか、自由を掲げる白人vs野蛮で残忍な有色人種!感が強すぎて…昔より入りこめなくなってしまった。ギリシャ連合はまだしも、スパ>>続きを読む