冷やかし半分で見たら思ったより面白かった。
続編なのか登場人物がよくわからない点やアホらしい設定に少々怯む部分はあるが、なんだろう、すごい楽しめた。
舞台、モブ、主要人物全てにおいて安っぽいキラキラ感があるが、その方向性、度合いに統一感があるせいで安っぽさにどこかゴージャス感があるという状態に。
小難しくなく、序盤にこの作品はこういう系統のものですよ、と示してくれた通りに話が進むこともあり、見やすく満足感を味わえた。
この作品で分かったことだが邦画の実写がなぜコスプレ感が強いのか、それは絵に統一感がないからだと気づけた。主要人物だけ派手にメイクしたところでモブのメイクが適当だと違和感がある。映画を取る舞台も同じ。あと役者の演技の質？方向性？がバラけていることもコスプレ、学芸会と呼ばれる原因の一つだと思う。
その点、この作品はそういったことに気を付けていたこともあり、手軽に楽しめた。
