アクション映画。
でも、囲碁も絡む。
囲碁の才能がある孤独なグィスが、ある裏棋士に見込まれ、山寺で修行し、その才能を更に開花させる。
青年となったグィスが、その囲碁の実力で幼い頃の仇を果たそうとする。
しかし、囲碁の対局シーンよりも目を引くのルールの特殊さ。
負けたら片腕を自分で切り落とすとか、普通では無い。
また格闘シーンも多くあり、ノアール調で新しいジャンルだった。
(天井から逆さになって腹筋を鍛えながら、囲碁の練習をするシーンからしてぶっ飛んでいる。)
設定自体は多少強引だったが、ストーリーがかろうじて破綻しておらず、最後まで楽しめた。
この映画は、「神の一手」のスピンオフとのことなので、その映画も観たいと思った。
あの占い師で囲碁を指す役は迫力あった。