シッカン

藁にもすがる獣たちのシッカンのレビュー・感想・評価

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
3.7
凄えサービスしまくってもらって満足。

3つの話が同時展開して結構複雑なんだけど、めっちゃ分かりやすくて凄い。役者の顔面力だろうな、シーンがバンバン変わるのに一人一人しっかり記憶してるから全然混乱しない。

画面に映った瞬間に同情を誘うバイト君。アシュラに引き続き酷い目にあってばかりの小物オーラが半端ないイケメン。DOTAMAにそっくりなDV男とピュアなバカ男に翻弄される女。
なによりチョンドヨンだよな。誰だっけって思ったらシークレットサンシャインの人か。なんだろね、あのエロオーラ。強くて賢い女風だけど、意外と目先の事しか考えて無いバカ感が危なっかしいエロさを生んでんのかな。

キャラも良いし、色んなサービスしてもらったし、ストーリーも中々捻ってて面白いのに、なんつーかビシッと決まんないんだよなあ。

外野の人間が汗一つかかないで、「やれやれ、人は皆愚かですね」って感じの鼻につく感じ?それならそれで、もっと笑っちゃうくらいどうしようも無い悲惨なシーンを多くして欲しかったし。
部屋に戻ってきたらまさかの...ってシーンは最高だった笑 ああいうのもっとおくれ。

もうちょっと映画のバランス崩れるくらいにヤバい部分が見たかった。
でもめっちゃ面白かったし、不満をツラツラ書いてることにめっちゃ罪悪感は感じてるんだ。
シッカン

シッカン