らりる

藁にもすがる獣たちのらりるのレビュー・感想・評価

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
4.0
まさかの日本原作。でも日本で映像化しても、こんな面白くはならんな。

サウナでアルバイトして生計を立てている真面目な男が突然、ロッカーから大金の入ったバッグを見つける事から始まる。

そこから場面は変わって、逃げた恋人の借金保証人になった男、株で大損したせいでキャバクラで稼ぐ女…と、それぞれ接点はないけど、お金が必要な3人のストーリーが1人の女を通して繋がっていくのが面白い!

アルバイトの男が、とにかく真面目で…さらに店長が憎たらしい奴なので応援したくなる。

生活苦しい人がヴィトンのバッグ持ってたら怪しいから、別のバッグに移して持ち出せば良かったのに〜なんて一緒に悪巧みしてしまった。

結局悪いお金を手にしたら、それなりの代償を受けるのか…と思ったら、まさかのラスト。

真面目な男の手の元に戻ってお店再開〜ってなってたら良いけど、そのまま奥さん1人で…もありえるよね…介護にうんざりしてただろうし。

すごく良く出来てて面白かったんだけど、最後のトイレ清掃中にカギを見つけるのは出来過ぎてるかな😅普通は殺人現場だったんだから警察が見つけて回収してるやろ。
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