Masuo

ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記のMasuoのレビュー・感想・評価

4.8
多くの人は、たしかに「沖縄=リゾート」みたいな平和なイメージを抱いている。

けれど一歩踏み込めば、沖縄には様々な問題があることに気がつく。

そういった問題を私も認識してはいるが、それに対する活動はしてない。がっつり活動している人はごくわずか。

この映画は、沖縄に来た当時15歳だったひとりの少女の、純粋で真っ直ぐな思いを通して、私たちに訴えかける。

菜の花さんの思いや、ウチナーンチュの思いを想像すると、かなり泣けてくる映画なんだけど、観ながら、泣きそうになりながら、泣いてる場合じゃねえな、と何度も思う。私たちは、行動しなければ。

フリースクールの校長の「学びましょう。愛するために学びましょう」という言葉が印象的だった。なんで勉強するんだろう?の問いは昔からあって、それに対する答えはあるんだけど、一言ではなかなか言えなかったんだけど、これを聞いてとてもしっくりきた。

愛するために学んで、行動しなければ。
Masuo

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