大スターの半生を描く映画なので長尺は致し方ないところですが体感的に長さはあまり感じませんでした。
踊り狂いながら歌うオースティン・バトラーは見応えが十分にあります。
生い立ちや音楽に関わるようになったきっかけも短い時間ながら上手く取り入れていました。
プライベートな部分は少しオブラートに包んでいるようでしたね。
観る人によってはエルヴィスの歌が中心のミュージカルのような映画に感じるかも知れません。
私の最終的なこの映画の印象はエルヴィスにまつわるビジネスの話だということ。マネージャーであった大佐が語り部なためか、お金やビジネスが話題の中心で、歌の最中でもビジネスの話が割り込んで来ます。
正直、思っていたのと少し違う感じの映画ではありましたが、あまり知らなかったエルヴィス・プレスリーの事を勉強できました。
もっと歌い踊り狂ってるプレスリー観たかったかも。
