ミヤマレベッカ

エルヴィスのミヤマレベッカのレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
4.5
もーー最高オブ最高。エルヴィス・プレスリーの伝記映画なのですが、もし当時自分が生きていたら絶対にエルヴィスにハマり尽くしていたはず……と思ってしまうほどの作品でした。その点でもひとりのアーティストの伝記映画としては最高の出来かと思います。

さすがあの猥雑で美しいミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』を作ったバズ・ラーマン監督作なだけあって、楽曲とアーティストの魅せ方を熟知しています。エルヴィスの半生をしっかり丁寧に描いた長尺の映画ですが、演出とカット割りにメリハリが効いていて中弛みしないのも◎
そして主人公エルヴィスを演じるオースティン・バトラーがとにかく魅力的。あんな……あんな目で見つめられたら……人生狂っちゃうよ😇🙏
(ちなみに劇中のエルヴィス初期の歌声はオースティン自らが歌っているとか。凄すぎ。)

最初から最後までゴージャスでロックでセクシーで、それでいて叫び出したくなるような煌びやかな猥雑さをこれでもかと浴びせられた映画でした。Blu-ray出たら絶対買う。
ミヤマレベッカ

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