バズ・ラーマンお得意の色彩感覚豊かな映像の荒波に飲まこまれる。いや、そんなにキラキラしてなくてもいいのよってツッコみたくなるくらいにこちらの許容範囲を超えてくるラメとRGBの情報量に圧倒される(笑)ただ時代をワイプなどの編集技術で表現してみせた手腕はさすが。
正直全然馴染みのないプレスリーの音楽。悪徳マネージャによって国内のステージに縛り付けられて世界へ羽ばたけなかったと知りなんか合点がいった。アメリカ本国での本作の評価と日本国内での評価に乖離が生じてしまっているのも納得がいく。
ショービズ界で消費されながらも世界のステージを夢見る主人公の境遇が切なかった😢