あざらし

エルヴィスのあざらしのレビュー・感想・評価

エルヴィス(2022年製作の映画)
3.8
「彼は大佐に殺された」

棚の上にあるクリスマスカードを取ろうとして倒れた老人がいました。

彼は伝説的な人物であるトム・パーカー大佐であり、エルヴィス・プレスリーを世に出したマネージャーです。

1973年、エルヴィス4周年がベガスで祝われていました。

パーカー大佐はエルヴィスの収入の50%を得ましたが、大部分をギャンブルで消費し、それにより過労なエルヴィスは死に至ったと言われていました。

しかし、パーカー大佐はそれは事実と違うと考えていました。

世界的なエルヴィスの半生を観られる映画です。

エルヴィス・プレスリーは誰もが知るところだと思いますが、彼の背景を全く知らなかったので本当に興味深く面白かったです。

なんといっても、エルヴィスのスター性が凄いです。まさにスターそのものです。

エルヴィスの歌として知っていたのはラブミーテンダーぐらいでしたが、映画にかかる曲を聞いて、いまでも色褪せず、人を熱狂させることのできる彼をもっと知りたくなる映画でした。

「本物のエルヴィスを見せてやる」
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