去年、巷で絶対見てほしい!って話題になっててみにいこうとしたら既に終わってたこともあり、ずっと公開を待ってた作品。
子供の頃から両親のレコードやカセットで何度も聞かされた懐かしい曲の数々。
エルヴィスと同時期にヒットしたのっぽのサリー(邦題)はやたら懐かしくて、ずっとエルビスの曲だと思ってたような気がしたことを思い出した。
主役を演じるオースティンバトラーの名演技。産まれた翌年にエルヴィスは他界してることもあって、実物を当然みたことはないのだけど、小学生高学年になるまでは結構きいてたせいか、声の質感とかすごく懐かしい感じがして圧倒されてしまった。
歳とともに少しずつ頬がふっくらしてくる感じとか、メイクで出したんですかね、、すごくリアルに歳の変化も感じました。
イケてるアーティストって、何年経ってみてもイケてみえるのかな、なんて思いつつも、もしかしたらそれは映画になったからじゃないかしらと考えさせられる部分もあったり。
この映画のエルヴィスはホントに魅力的だった。
映画でみてると、より身近に感じられるし、当時かっこよかったと話題になった部分が鮮明に描かれてる分、ふだん周りで目や耳にする歴代のヒットメーカーと比べたら格段にイケてみえるのかもしれない。
ジョントラボルタとか昔のイケメンぶりを知ってる人は今みてもイケてる俳優だけど、昔を知らない人はただのおっさんにしかみえないんだろか、なんて映画化された場合とそうでない場合を比較して考えてみたり。
ボンジョヴィとか、エアロスミスとかダサいとか書かれてることもあるけどやっぱりこれまでの歴史や経緯をある程度知ってから評価はしたほうがよいなと思う。
こうゆう映画たくさん作ってほしいですね。