今まで見た海外アーティストの伝記映画では1番知らない歌手だっけどその名前と偉業はもちろん耳にするわけで、改めて70年代あたりの音楽が凄すぎて羨ましすぎる。
最初に女の子たちが魅了されていくシーンがなぜ彼が人気なのかを1番表しているような気がして好きだったのとお母さんがその観衆たちを見て不安を覚えるまでの流れがそこからの彼を表していて感情混ざりまくりだった。
今の感覚と常識が全く違うその時代にこんな人が実在したんだと思わせられるのは偉大なアーティストを知れば毎回のことなんだけど政治に影響を与えたり社会問題や教育面を必然的に考えさせられたのは初めてだったかも。
ベビブルーノのなりきり動画で見た歌くらいしか知らなかったけどきっと自分も好きになってたんだろうな。
昔のスターたちを眺め今の時代にこの位置で活躍してる人たちはいるのかと考えても誰も当てはまらないのはSNSを通して自ら発信し、プライベートも守り一般人との境がなくなってきているからだと最近自分の中で結論が出たけどこの映画を見てそれがほぼ事実として自分の中で腑に落ちた。
もうここまでのスターたちを見てそれに憧れ、世界中が翻弄されるという現象を経験することはできないのかな。