risa

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!のrisaのレビュー・感想・評価

4.2
お一人様映画館。東京で遊んだ後の鉄板になりつつある。

途中までは"私実はミュージカル苦手かも"と思ってたけど、最後は訳わからないくらい涙出てた。Louder than wordsは現代を生きる全地球人にネトフリと製作陣が訴えたかったメッセージ。ガーの演技と歌声が本物過ぎてしびれる

歌詞和訳がとても力強くて素晴らしい。これぞ字幕の真骨頂、日本語って美しいなぁ。はぁん、これが現代の人々が心奮い立つ映画か。昔と脳は変わってないのに、人々の心がえぐられる場所が変わってきている(?)

時間に追われて死を意識する感覚、就活中の自分すぎた。自分は何者にもなれないまま人生終わるんじゃないか?好きや得意を仕事に出来るか以前に、そういうのを一生見つけられないまま息絶えるんじゃないか?30手前は節目とよくいうけど、この映画のいいところは現実を選んで生きる人も夢を追いかける人も平等に描き出しているところ。マイケルとのやりとりでマジ男の友情うおおーー!って何回もなる

翌日も家で見返した。泣いた。その翌日もまた泣いた。サントラはずっと聴いてる。だいぶ灯火的な作品
risa

risa