なるほど｢RENT/レント｣の原作者ジョナサン・ラーソンの自伝ミュージカルの映画化なのね。
正直｢RENT｣はさほどハマらなかったのだけど、あれが生まれるまでの苦悩や友情を描いた本人視点のストーリーは面白かった。
ずっと夢を諦めずにいたがなかなか実現せず才能が開花するわけでもない。バイトをしながら夢を追うが、友人や同じ夢を語った者たちは現実に向き合い地に足をつけて人生を歩んでいる。
このあたりの主人公の焦りはものすごく分かる。
同世代が仕事で成功したりすると自分の境遇と比べてしまうものだ。自分はこれで本当にいいのか？と。
夢を追い続けること諦めないことのすばらしさが良いという人も多々いるだろうけど、わたしは幼馴染みのマイケルとジョナサンとの友情物語としてとても良かったと思う。
(夢を追う見るすばらしさについては｢イン・ザ・ハイツ｣のほうが数段良い)
観る前はtick, tick...BOOM! ってタイトルから何の話か想像できなかったけど。なるほどね。
時間は無限でないと焦る主人公だけではない。
そういえばRENTの登場人物にマイケルの境遇と一部被る人いたね。
