ちき

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!のちきのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカル作家の生活をミュージカルで伝えるという新しい視点の作品。

どの楽曲もめちゃくちゃ良くて、ポップではあるけども日々の生活で感じてきたことを繊細に表した歌詞が印象的でした。
アンドリューガーフィールドってあんなに歌上手いんですね…
びっくりしました…

夢に中々近づけない中でも経過していく時間。
憧れの人のデビューより年を取って、周りも大人として安定してきた中、まだ宙ぶらりんな自分への焦り。
余裕がなくなって周りを傷つけてしまったりもするけど、それでも自分の夢を必死に追い続けるジョナサンの姿はどこか幼稚さを感じながらも応援したくなるものでした。

彼自身も良い人なんですけど、周りの人もめちゃいい人。
夢を追う環境として理想的すぎでした。

必死に夢を追いかける姿に勇気づけられる良作でした。
ちき

ちき