エリツィン政権時に生まれ、プーチンによって解体されたロシア新興財閥オリガルヒ
その中心人物で、シベリアに10年拘留されたホドルコフスキーのドキュメンタリー。
ソ連崩壊から、資本主義化とプーチン帝国が出来上がるまでの歴史。
世界一の国土を誇る資源大国にして、2度の崩壊を経験したロシアのカルマがよく見える話。
米英合作なのでやはり反プーチン視点が前提。ただしオリガルヒがなんたるかを知れば、プーチンの言い分も少しは理解できる。(正しいという意味ではない)
民営化って今の日本にとって全く他人事じゃないテーマ…
プーチンがあれほど暴走してまで守りたい物は何なのか?
善悪二元論でなく多角的に物事を捉える為の一つの重要な作品。