夜空のパンケーキ

未来を写した子どもたちの夜空のパンケーキのレビュー・感想・評価

未来を写した子どもたち(2004年製作の映画)
3.9
インドの売春街で暮らす売春婦の子供たち。その子達に写真を教える女性カメラマンを通して現実を描いたドキュメンタリー。

子供たちが写した写真、子供たちが残す現実社会への言葉。
その全てが子供ではないような悲哀を浴びている。
小さいのに大人の指示で売春するこども、勉強を辞めざるを得ない現実。
なんで同じ地球に生まれながらこんなに違うのだろうか?
一番印象的だったのは、父親が麻薬中毒で母親はいない子供。ダメな人だけど父親だから大好きなんだって言葉。

彼ら・彼女らは世界で一番素敵な笑顔を持っているように思える。
映像特典で3年後の再開が入っていたが、皆の笑顔がそのままで良かった。
永遠にその笑顔が続きますように…。