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鬼火のkuuのレビュー・感想・評価

鬼火(1963年製作の映画)
4.5
ネックレス+ネクタイ+鏡+腕時計+時計のベル+チェス+黒猫+こけし◎



監督:ルイ・マル
脚本:ルイ・マル
原作:"Le Feu follet"『ゆらめく炎』ピエール・ドリュ=ラ=ロシェル
主演:モーリス・ロネ
出演者:ジャンヌ・モロー
    アレクサンドラ・スチュワルト
撮影:ギスラン・クロケ
音楽:エリック・サティ

アルコールに蝕まれた男が命を絶つまでの48時間を描いた作品です

モデルとなったのはジャック・リゴーというダダイズムの作家だそうです

サティの『ジムノペディ』と『グノシエンヌ』の調べが印象的です
サティ自身が後にアルコール中毒による肝硬変で死を迎えたのは因果なものですね

陰鬱な作品ですがモノクロの美しさがあり人の甘えを巧みに描いてある秀作だと思います
あまり得意でないジャンルで難しく好みではありませんが一見の価値はありました

こけしの首チョンパがツボです😻笑っちゃいけないんですけど💦妙にツボりました😅最後は大切にされるのでホッとしました😢
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