片腕マシンボーイ

眉村ちあきのすべて(仮)の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

眉村ちあきのすべて(仮)(2019年製作の映画)
3.7
去年のムーラボのん、ムーラボめちゃ好きなマシンボーイやが、2019のんはあんまり好きなんなくて、本作も、眉村ちあき?誰やねん…、ってスルーしたんやが
「三島由紀夫VS東大全共闘」観た時に予告編みて、げ!めちゃおもろそうやん!なったヤツ、ついに単独公開されたから観てきたんやが…
やっぱ、めちゃおもろかったわ!

SSWアイドル眉村ちあきのドキュメンタリーを撮っていくと…ぐぅ、おどろいたぜぇ!なる話

そうな、ころころ展開が変わる作品やからな、どこまで話したもんやら?って感じなんやが、とりあえず一切のネタバレ無しでレビューは展開していこう思うわ
ただ…ぐぅ…ちょっとだけ言いたい!ちょっとだけ!そうなほんとちょっとだけ言うなら、これ最初は作詞作曲だけならず編曲、プロデュース、会社経営、などなどあらゆる仕事をこなすアイドルの眉村ちあきを追ったドキュメンタリーとして始まるんやが…気づいたら壮大なSFへと変貌し、青春ドラマやミステリーの要素を孕みつつ、大スペクタクルへと昇華される、っつ〜化け物のような作品やったんよ!

そうな、眉村ちあきって誰やねん?なるよな、マシンボーイも観ながらこれ誰なん?実在の人なん?架空の人なん?なりながら観ていたんやが…
どうやら実在のアイドルみたいやわ、劇中の映像にも本物のんがだいぶ混じっているんかな?
で、この子がホントに作詞作曲パフォーマンスのみならず、自ら会社の代表となり自分を売るためのあらゆる仕事をしているらしくって、その化け物じみた仕事量が本作の肝となっているのであります

そうな、初めに見た時は…ぬぬ!このアイドル全然可愛くないんやが、大丈夫なんか?なりながら見始めたマシンボーイですが…
うん、確かに顔面は微妙やが見ているうちに魅力がわかっていくスルメ系女子でして、終盤の展開にはガンバレ!ガンバレ!なれること請け合いです
さらに!そんなキャラ良しお歌上手しなヒロインの弱点を補うべく!小川紗良ちゃんがビジュアル担当で本人役で出てくんかんな!ぺろぺろぺろぺろ、マシンボーイ的には眉村ちあきさんではなく小川紗良ちゃんを〇〇〇〇して欲しかったよなぁ!

お!小川紗良に徳永えりと、ムーラボっぽいキャストが脇を固める中、日高七海は本作は不参加なんやな?日高七海ってばムーラボ作品全制覇狙ってんのかと思ってた、ゲラゲラ!あのたくさんの女子たちの中に混じっていてもおかしくなさそうなもんよなぁ

そうな、あと最近のムーラボとしては珍しく音楽もなかなか印象的やったわぁ、一応は映画×音楽の企画なんやから音楽が印象的な作品が減っている気がしてちょい悲しい思いをしていたが、本作は良かったわ
うんこの曲とかエンディング曲とかめちゃ耳残りが良くて、しばらく頭ん中でループしそうやなぁ、思っていたんやが、帰りに最近お気に入りのMelt Yourself Downかけたら速攻でどんな曲やったか忘れた…

しかし!ムーラボ2019は2018に比べてちょいマシンボーイの好みの作品が少ないとはいえ、今まで観た作品中では本作が1番好きやったわ!終盤のスペクタクルシーンとか最高にカッコ良いかったしな!
うん、でも「GEEK BEEF BEAT」も良かったな、迷うな、それに長編短編合わせてまだ半分の8本しか観れてないけどな…
さぁ、残りのムーラボ2019作品の中に本作超えはあるんか?無さそな気もするが…楽しみにしましょ、ぺろぺろ