眉村ちあきのすべて(仮)の作品情報・感想・評価・動画配信

眉村ちあきのすべて(仮)2019年製作の映画)

上映日:2020年04月04日

製作国:

上映時間:75分

3.7

「眉村ちあきのすべて(仮)」に投稿された感想・評価

ヴレア

ヴレアの感想・評価

3.3
眉村ちあきとは何者なのか?この映画を見ればその全貌が明らかになるだろう。
作詞作曲のみならずアレンジもこなす弾き語りアイドルでありながら会社社長を兼任。
さらに年間400本以上のライブに出演?
なんという才能!
本当に何から何まで一人でやっているのか?
という疑問に答えるべく小川紗良を始め様々なインタビュアーが彼女の魅力に迫る内容。
というドキュメンタリーなのかと思いきや、実は眉村ちあきは複数人居て、しかも東京の地下には実は秘密に作られた地下都市が広がっているという真実が明らかになり…?まさかのSF展開に突入。
眉村ちあき3rdワンマンライブの裏に隠された陰謀渦巻くモキュメンタリーという構造がぶっ飛んでいて楽しめた。
眉村ちあきを知る上では彼女の魅力が十分に伝わってきたし、歌も音楽もクセになる感じだったし、もっともっと眉村ちあきを知りたくなったので、これはとても巧い構成だなぁと思った。
lsloveu3

lsloveu3の感想・評価

4.1
2021/03/14に観るこの映画は、ワンダヴィジョンとエヴァンゲリオンにシンクロしていた。
シンエヴァを見届けて日常に還ってから初めて観る映画がこれというのも縁(えにし)。
また歪んだ非日常に不時着したようだった。
gosuzuki

gosuzukiの感想・評価

3.7
かなりぶっ飛んだ予想外の展開に楽しめました!
眉村ちあきさんに関して更に謎も深まり興味わきました。
ライブ行ってみたい。
夏果て

夏果ての感想・評価

3.1
音楽映画かと思ったらぶっ飛んでた。(仮)の意味。ぶっとんでるのに置いてけぼりにはならないのがすごいところ。同年代の天才(そして努力家)をみるといてもたってもいられなくなるのは何故だろう。いてもたってもいられないのに何もできないのはなぜだろう。
眉村ちあきという方を知らないまま、監督&プロデューサーの舞台挨拶付きの会を観賞
予想以上のぶっ飛んだ面白さ!
彼女の歌唱力表現力もさることながら、こんな脚本を書ける監督さんに思わず拍手
これはお酒を飲みながら観たかったなぁ 笑
監督&プロデューサーさんの次回作にも期待します
もか

もかの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

眉村ちあきという実在するアイドルの個性を消さずに、しかもただのドキュメンタリーにはせず、映画にしたのがまた良かった。

しかも彼女は地下の世界でクローンとして実験に使われていて、地上で輝けるのは毎回オーディションを通過した眉村ちあきのみという、おもしろおかしい非現実的なストーリーで、今までにありそうだけどなかった作品だったと思う。

製作費を抑えていた関係か、必要な部分だけCGでやっていたり、眉村ちあきっぽい女の子たち集めてたり、変に合成とかもなくて、手作り感があってちょうどよかった。
観ていて無駄もなく、最後まで楽しめた。
なんじゃこりゃー!
アイドルのドキュメンタリーかと思いきや、開始十数分で起こる“アレ”で思わず立ち上がりたくなった!
その後も超展開に次ぐ超展開で超面白い。ある意味ミュージカル映画...!
眉村ちあきさん、凄まじい人...!
ななし

ななしの感想・評価

3.7
ライブ1本観終わった気分。きっとちちゃんは日々自分を更新し続けている人だと思うので、今撮ったらまた違った映画になるんだろうなと。ぜひ第2弾もお願いしたいところでございます。
masat

masatの感想・評価

3.2
恥ずかしいエヴァンゲリオン。
いや、
野心的なエヴァンゲリオン。
兎に角、実写とアイドルカルチャーというガジェットを使ってエヴァンゲリオンのパロディを大真面目にやっているところが、
一周回って恥ずかしいくらいに輝いて見えた。
即ち、成功という名のセンスを感じた。
おかだ

おかだの感想・評価

4.5
今年1番の衝撃、天才による純セルフプロモーション映画


えらい作品だったと思います。
MOOSIC LAB2019年の出品作「眉村ちあきのすべて(仮)」。

MOOSIC LABとは、音楽×映画という題材のもとに数々の作品が出品される賞レース。
過去にも2016年やったかの出品作で、ふぇのたすというエレクトロポップユニットをフィーチャーした「おんなのこきらい」という作品を観たことがあり、あれもかなり良かったなとか思いつつ。


そして今作は、天才アイドル眉村ちあきのドキュメンタリー映画。
これがとんでもない曲者でした。

まず眉村ちあきを知らなかったのですが。
彼女の正体は歌にダンス、作詞作曲だけでなく編曲やトラックメーカー、はてはイベント企画までこなす上に自身で立ち上げた株式会社「会社じゃないもん」の代表取締役社長を務めるという天才。マルチタスク妖怪。

正統派ドキュメンタリー映画っぽくスタートする冒頭では、彼女が自宅で楽曲制作をする場面が関係者インタビューと並行して流される。
めちゃくちゃな歌詞と単調なトラックで、大丈夫かこれ。と思っていたが、出来上がった曲がめちゃくちゃにカッコいい。
もろアイドルの立ち振る舞いでバリバリにヒップホップな楽曲を作りよる。

かと思えばユーモアや企画力もずば抜けていて、特にライブの物販で自社の株券を販売するという面白すぎる試みには爆笑しました。


そしてここからこのドキュメンタリー映画は様相を変え始める。
彼女のあまりの多才ぶりと、楽曲制作の傍ら年間400本以上のライブをこなすとんでもない体力に、「本当に1人の人間なのか?」という当然のコメントがインタビューで引き出せれる。

それを受けて、実は彼女は地下都市で培養された眉村ちあきのクローン軍団によって構成されているのだというトンデモSF劇に突入する。

この地下都市ってのがモロにミニチュアでエヴァンゲリオンの世界観であったり、終盤ではお約束のクローン反乱で思いっきり「ブレードランナー」をやってみたりと、しっちゃかめっちゃな展開を見せる。

その一方で地上パートでは大真面目に眉村ちあきの大忙しライブ生活がインサートされる。


この手があったかのひとこと。
眉村ちあきという超絶マルチタレントのプロモーションとしてこれ以上ない仕上がり。

もちろん地下空間のミニチュアに巨大眉村の戦闘パート(何でアイドルのドキュメンタリーに戦闘パートがあるんや)、オリジナル眉村の熱血スポ根パート、いずれも映像自体はしっかりとチープ。

しかしその反面、割と作りは手堅い。
序盤のクローン有識者のコメントが前振りとなるラストの巨大化であったりとか、小粋なタイトル伏線回収、それから鏡を多用したクローンものの定石もちゃっかり抑えていたりする。


この散らかりまくったジャンルの多様性こそが彼女の真髄であるというプロモーション手法と、背後で流れる彼女の楽曲のクオリティの高さや、しれっと質の高いライブ映像まで織り交ぜてきて、ここまで自分の売り方を熟知している彼女が恐ろしくなる。

そのほか、地上空間の出口がすべて「ポプラ」の店舗であるとか、クローンのオリジナル眉村がシャイなキャラクターであるとか、図々しい小ネタの数々も楽しい。
割りに本格的なサイバーパンクSFを展開しながらの雑コラみたいなラストの戦闘パートもやはり笑えるし。


凄かったなしかし。
ほんで散々言うたけど、最後に改めて楽曲がとにかくカッコいいのよ。
特に「東京留守番電話ップ」とか、トラックもかっこいいししっかりヒップホップ。

どう考えてもアイドルの枠に収まらないと思う反面、この歳で完全に自身の見せ方を熟知している点では誰よりもアイドルしている。

えらいもの観たな。今後も動向を注視していきたいと思いました。
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