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仔鹿物語のかずシネマのレビュー・感想・評価

仔鹿物語(1946年製作の映画)
3.4
冒頭のグレゴリー・ペックのナレーションを聞いていて思い出したけど、文明から離れてマジもんの離島を開拓開墾しにいった夫婦がいた話を聞いた事あるなぁと。内容と全然関係ないけど。

銃は暴発してまともに撃てないわ、うっかり毒蛇に噛まれるわ、腰はいわすわ、奥さんの尻に敷かれマンだわな普通な人のグレゴリー・ペックが新鮮だった。
ワンピース姿は可愛いよw

これはどうなんだろうな。
最後のあれはあの環境とあの状況の子供にとっては乗り越えなければならない事やが、いくらなんでも荒療治が過ぎると思ったし(あれではメンタルが破壊されそう)、何よりも巻き込まれた動物にとっては最悪じゃないか。
相手が完全な野生だったなら、生活に必要だから若しくは生活する上で悪だから、という理由は正当と思う。
中途半端に人間と暮らした結果がアレって…。とてもエゴエゴしい。
野生の動物が(一時的な保護でなく)人と暮らした後には野生には戻れないって事を学ばせたかったのではないやろし。
あれ自体は食育でもないし。
人間のエゴが丸出しな作品は嫌いではないし、両親の気持ちや考えを理解できない訳でもないし、作品の製作年や作中の時代を鑑みて仕方がないとも思いつつ、それでもなんか、、うーん…となる。
他は概ね良かったが、最後が自分はしっくり来なかった。

柵を建てていた時に思ったけど、専用の小屋でも作った方が速かったんちゃうか?と。

お母さんは理由があって気難しい性格をしていたが、時折デレる様子が可愛らしかった。いいツンデレ。

この作品は彼の成長物語だったけど、息子くんは女の子みたいな顔だったなぁ。
息子くんにはマジで、お疲れ様と言いたい。偉いよ本当に。

アライグマが結構凶暴でワロタ。
可愛いけど、彼らはバイ菌が沢山いるんだっけ。
あのクマのシーンは本物の猟犬らしい。
でも、映画の為だけに動物が危ないめにあうシーンは撮らなくていいよと思ってる派。(?)


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(20210420追記)
18日のフィルマアプリのアップデートで保存していた下書きが消えた。
今日またアプリのアップデートが来たので恐る恐る更新したら、昨日こちらを投稿する前の下書きが復活していたのでコピペした。(上記)

下書きが消えた他に検索履歴も飛んでいたのでキャッシュが新規の状態で上書きになったのかと思ったが、復旧したという事は元のファイルは何処にいってたんや…。
リンクが上手く行ってなかっただけなのかな。知らんけど。
でも戻って良かった。
後からでも感想は出て来るけど、鑑賞直後の感想ってその時にしか書けないものだから。

折角なので昨日虚無の状態で書いたものも残しておく。(下記)
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アプリを更新したら保存していた作品感想の下書きが消えたシリーズ。
鑑賞直後に書いていた内の覚えている範囲で簡易更新、余裕があったら書き足す。

これは、あの最後はどうなんだろうか。
あの環境の子供には必要な事だったとは言え、荒療治過ぎやしないか。
下手したらメンタル破壊されそうな。
完全に野生のものならともかく、中途半端に飼いならしておいてのあれは…巻き込まれた動物にしたらたまったものじゃない。
両親の言っている事や意図が分からない訳ではないのが余計にモヤるポイント。
柵を立てているシーンを見て小屋作った方が早くね?と思った。

訳あって気難しいお母さんの、時折見せるツンデレさが可愛い。
グレゴリー・ペックが銃は暴発させるわ蛇に噛まれるわ腰をいわすわな普通な人で新鮮だった。ワンピース姿も披露。
誰よりも主人公の少年役のクロード・ジャーマン・Jrの演技が良かった。最初、女の子かと思った。
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