あおいことり

ブラックアダムのあおいことりのネタバレレビュー・内容・結末

ブラックアダム(2022年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

持ち点0.5±
★監督 0.5

同日に再鑑賞してみた。

《感想2回目》
実は私にとってDC初の劇場鑑賞スルー作品となりました。初めは行くつもりで日程も組んでいたけど色々とニュースを読んで萎えてしまった。そのせいもあってかスコアまで厳しい目線になっている気もします。

DCヒーローたちのポスター、意図的に顔を狙って潰すのが嫌でした。バットマンもアクアマンも好きなので「俺がDC新時代」と言われても「そこに愛はあるんか?」と言い返してやりたくなる。確かにVFXやCGはDC最多の豪華さだけど、本作でヘンリー・カヴィルが卒業。制作中は知らなかったとしてもスーパーマンの顔まで潰しては、後味が悪いですよね。

またR指定引き下げの関係でしょうか、アクションが期待値より低いです。基本的に倒すのは格下相手。攻撃パターン数とアクションに割く時間が反比例した配分では、なんだか飽きてしまう。また設定上ほとんど浮いてる画でピカピカボーンと攻撃してる。勝手に破壊神と言うワードを取り違えていました。中盤くらいまでは誰とも打ち解けていないし、肉体美を活かして敵の体を真っ二つにしたり、引きちぎったりして破壊神らしくお願いしたかった。またラストに引き裂くと恨みの深さが強調されるから、最後は一撃でスカッと終わる方がスッキリしたかも知れません。大人がヒーローを子供達から取り上げるのではなく、低年齢層の取り込みも重要だから難しいとは思うけど。このまま次作が凍結されるかも知れないのに酷評し過ぎですね。

《1回目の感想》
セットに手抜き感があるように思いました。この監督の作品とは相性悪くない筈。唯一ジャングル・クルーズがダメだったからD・ジョンソンと相性が悪いのか、監督が特撮不向きなのか、脚本のせいなのか…わからん。撮影カメラマンのせいではないと思うし。黒くぬれ!も嫌いな曲ではないのにアクションとハマってなかった。

《メモ》
空中浮遊
コンピュータ制御のリグ“ロボットアーム”を使用。俳優を乗せたアームを操ることで、神のように浮遊するアダムを撮影。横移動には自由に動く車輪で全方向に移動できる板状のカートを設計。合成ではなく、ほかの俳優たちと一緒にセットで撮影することで、リアルな空気感を生みだした。超光速の飛行シーンは視覚効果によるもので、バーチャルプロダクションを使用。壁一面に設置したLEDスクリーンに映しだした高精細な映像の前で飛行演技をして撮影された。

スローモーション
海底の刑務所でのシーンは毎秒960フレームの超スローモーションで撮影。一つ一つの動きがじっくり映しだされることから、パンチなどの打撃はフルコンタクトで行った。拳で打たれ波打つ皮膚や飛び散る水滴を鮮明に捉えた映像は、スペクタクルなスーパーパワーとはまた違うリアルな質感が味わえる。
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