計算され尽くした様々な色をぶち込んで、
次第に新たな色に成り行く様を描く。
そんな映画でした。
まぁーーパワーが凄まじい。
本当に止めどなく極上の映像と音楽の猛ラッシュ。
お腹いっぱいなのに口に無理矢理特上ステーキぶち込まれてる気分。
チャゼル監督、なんというもんを作ったんだ。
緻密な脚本。
CGを使わないという拘り。
忠実に表現された歴史的事件やエピソード。
なんでも製作には15年の歳月をかけてるとか。
いやはや恐るべしチャゼル様。
俳優陣も凄まじい。
ブラピ様は変わらず素敵。
出てくるだけで絞まる。
そしてマーゴットロビー。
すんごい演技。
あの方は本当にイカれた演技上手いな。
素でコレなんじゃ…?と思わせるレベル。
後半から出てくるトビーマグワイア。
おいおいマジか。
かつてのシャイな超人スパイディの面影もない。
目が逝ってる。
チャーミングな笑顔から溢れる歯が黒い。
つまりマジで怖い。
エロもグロもゲロも全部盛り沢山。
こりゃ勿論賛否分かれるわ。
このご時世になんちゅう不謹慎な。
しかし良いぞもっとやれ。
こういうのを待っていた。
綺麗だけが映画じゃない。