「ラ・ラ・ランド」大好き‼︎
マーゴット・ロビーは女神さま!
そんな私だが予告を観ても、うーむ
正直、観るか観まいか逡巡していた
そして観終わった結果
デイミアン・チャゼルどこへ向かう?
なんだかすっかり疲れ果ててしまった
ハリウッド黄金期とされるサイレント時代の
裏側には狂乱と騒々しさがひしめき合ってて
トーキーに移り代わってからの映画の現場は
静けさで息が詰まりそうになる
そういう静と動の対比みたいな部分を
見せつけられたのは面白かった
でも同じような題材の「雨に唄えば」
みたいな温かみやユーモアは微塵もない
トーキーに順応出来なかった映画人の
転落と衰退をとことん描いているから!
と言われればそれまでなのだけれど
何故それを描く必要があったのだろうか?
ゴシップ記者がすっかり落ち目のジャックに
映画スターとは何たるものかを
語りかけるシーンは唯一グッときたかな
(あれを言われるブラピはどんな気分かしら)
酒池肉林もゾウもヘビもワニも
絵空事に思えて、私にはついていけなかった
所々流れる「ラ・ラ・ランド」のアレンジ曲
によって意識は完全にそっちへトリップ
スパイク・ジョーンズがランニング一丁で
監督役をしてるのは、なんか笑っちゃった