映画愛に溢れる劇映画
タイトルまでで相当アガる!
トーキー移行期の栄枯盛衰を
ものすごい熱量で描いた大作
時代を再現したセットや衣装
華やかな演者の安定した演技
踊り出したくなるブラス曲から
泣かせるスコアまで相変わらず
画面とのシンクロ率と精度の高い
劇判の数々。いい仕事してます
表層はマーゴット・ロビーの
情緒豊かで奔放な姿で飾るが
その実、泥臭い人間ドラマを
テンポ良く軽快に見せてしまう
離れ業といっていい程の手腕
長さを気にせず没頭する世界観
(演者がうまそうにタバコを
ふかすので喫煙者にはキツいが)
ラストの高揚感は監督の真骨頂
悲哀溢れる展開に加えて今回は
映画愛に溢れる驚愕の見せ場
で、なんでバビロン?
聖書では、その名は「バベル」として登場する。創世記では、「混乱する」を意味するヘブライ語の動詞ビルベル(bilbél)から、「混乱」という意味で説明されている。現代の英語の単語「babble」(意味の無いことを話す)は、一般にはバベルという名前に由来すると考えられているが、直接の関係は無い。
とwikiには記してある。
なるほど。