映画という概念を
また一つ昇華した作品。
ドキュメンタリーを見ているような
新しさがありました
開始早々圧倒的な情報量と、混沌とした欲望が押し寄せて来ます。
咽せそうな状況でも綺麗に見えてしまうのは、今の世の中では押さえつけられている本能に忠実な人間の欲や、それをぶつけられる場所があったからなのかも。
そして終始血が沸くような音楽はさすがだな、、
ヒロインの野生的な魅力は良くも、
悪くも家庭環境や彼女を取り巻く背景から来る怒りなのか、破滅的でも目で追ってしまう魅力は間違いなくあの時代の人の印象に残っただろうな。
抑圧して置きにいきがちな流れやすい今も昔もある、そんなクソみたいな思想に真っ向から殴るそんな彼女が好きです。不器用すぎる程に不器用だけど。
時代の変化に淘汰され、
新しいモノがどんどん流れてくる世の中だけど、間違いなくあの時代を真剣に生きた彼らはきっと世代を超えて、出会った事もない誰かの心に刺さる"何か"になるんだろうな
最後の怒涛のシーン好きです。