「映画は、数々の人生を巻き込んで今に至る。」
連綿と続く栄枯盛衰の歴史の延長線上に、僕たちの娯楽がある。
誰かの繁栄と衰退の歴史であり、人間の欲望が作り出した見果てぬ夢なのかもしれない。
音もない、ただ動くだけの活動写真から、僕たちは今、ハイクオリティな映画をいつでもどこでも観られる時代を享受している。
人類史上、最も映画を楽しみ、その恩恵受けていると言えるんじゃないだろうか。
映画をもっとも楽しめるのはきっと今の時代だ。
この先、作品は増えても、映画の技術革新はもうほとんど起こらないだろうから。
なぜ人は、映画館で映画を観るのか?
それはきっと、映画だけが僕らの五感を別の世界に連れて行ってくれるからだ。
様々な欲求不満を抱く人間が、それらを少しでも満たそうとする営みなんだ。
映画という欲望の昇華を映画館という装置でもって最大化するために発明し、お金を出し合い、共に2時間少々の旅に出る。
映画は、人の欲望が研ぎ澄ましてきた最大の文化なのかもしれないね。
だからこそ、僕も君も夢中なんだ。
しかし、この映画エログロお下品につき、鑑賞後は、RRRで浄化しました笑