前半の乱痴気騒ぎや撮影現場の大混乱とか、トーキー移行時の悪戦苦闘、人気に翳りが出てなんとか失地回復しようとしてもがいた挙句のブチ切れゲロ噴水までは良かったなぁ。撮ってる方も演ってる方も楽しそうだった。
後半は「これ、撮影日の分だけ前日にシナリオ書いてた？」って勘繰りたくなる迷走。ベタな展開(起死回生の一発を狙ったネリーとジャックの新作映画の制作現場が今まで以上にとんでもないカオスになって、とか)を避けたかったのかもしれんがそれにしてもこれはなあ。トビー・マグワイアの出てるところ全然要らんやん。それで最後無理矢理しんみりさせようとしても正直「そんなんで誤魔化されはせんぞ」って感じ。
観終わった直後はかなり失望したけど、中盤まで楽しませてくれたことに免じてスコアこれぐらい。
