何か大きなものの一部になりたい。
そんな願いを抱き、スターを目指す
ネリー・ラロイ。映画スタッフに
なりたいメキシコ系移民のマニー。
サイレント映画時代の大スター、
ジャック・コンラッド。そして
中国系歌手と字幕制作者を兼ねる
レディ・フェイ・ジュー。
彼ら彼女らが、一緒にいたり離れたり
しながら、バビロンのようにそびえ立つ
映画の世界をもがいていくのです。
映画の中にはたくさんの物語が詰まって
いる、お金があまりない人たちがその
物語を求めて映画館に行く空気。
古き良き時代を懐かしむというテーマを
かなりビターに書いてくるあたり
さすがデイミアン・チャゼル監督。
ただここまで長尺にする必要があったのか
個人的に思うところがありました。
だからFilmarksスコアは低めにしてます。