このレビューはネタバレを含みます
大きいものの一部になりたい、的な願望めちゃくちゃ分かるのでセッションでバカハマりしたというか、セッション観てはそういう気持ちになりに行ってたが、ディミアン・チャゼルは映画の一部になりたくてそれを映画でやってるのはすごいな、かっこいいな。
ジャズ→静寂、の感じ、序盤なんて完全にそうだけどうるさいところから外に出るとき「なんか分からんけど脳内がスカッとして、やってやるぞ」となる感じがあるんだけど、それ監督も思ってたのかな
23/12/13
配信に来たので再び観た。
前回は星つけてないが、今回観た感じ4.5ぐらい面白かった。
今年いちばん聴いた曲がどうやらこれのサントラだったのでそれもあって面白かったんだろうが。
前回の感想として書いたように映画の一部になりたいって気持ちもあるだろうし、映画のことは好きなんだろうけど、そんなに良いものとして描いてないというか、本当にのめり込んでるからこその愛憎入り混じる感情が映画に対してあるように見えた。
監督とかは良いものを本気で撮ろうとする瞬間と、基本テキトーにやってる彼らの生き方のどちらもあるからな。ほんとに映画狂いしかいなかったらもっと映画を本気で撮ろうとしまくると思う。