RyoS

チャーハンのRyoSのレビュー・感想・評価

チャーハン(2019年製作の映画)
3.6
こちらも脚本全振り型で、武石監督は脚本が強いんだと思う。冒頭、チャーハンを食べている、という状況とぎこちない会話のみを描き、登場人物が揃ったところで補足する、というのは自主でも全然出来る演出な上に観客を惹き付けるのに効果的な組み立て。しかもその会話での話し方で登場人物の性格を必要十分に示していて、30分という短尺を活かして必要な情報を必要最小限の時間と演出で表現している。ラストの演出もとても良かった。こういうシンプルな演出、憧れる。

これに限らずだけど、タバコと缶ビールと就活スーツというのは、自主映画の三種の神器なんでしょうか...
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