「成功への鍵はドラマだ」
見放題終了間際の滑り込み鑑賞。
今なお影響力のあるアーティストにして、“伝説のロック・スター” 2016年1月、69歳で逝去したデヴィッド・ボウイの初期キャリアにスポットを当てた、BBC制作のドキュメンタリー。
映画というより、恐らくTV向けコンテンツかな。
私が初めてボウイの曲の聴いたのは、確か中学生の頃。世代では無いから何がキッカケだったのかは良く憶えていないけど、『ティンマシーン』時代くらいまでハマってました。
今春にも彼をフィーチャーしたドキュメンタリー映画が公開されていたけど、本作は『ジギー・スターダスト』以前の1960年代半ばから1973年までを、本人はじめ、音楽仲間や友人たちの証言で綴られています。特に『スペース・オディティ』『スターマン』の制作秘話はファン必見かと。
ブレイク前の音楽活動が彼にどのような影響を与えたのか、アーカイブ映像を交えながら考察展開されていくのですが、単に功績を手放しで讃えるようなドキュメンタリーに有りがちのものではなく、かなり辛辣な評価を受けていたのが印象的。
やっぱり美しい人だなぁと、改めて。
そして、つくづく中低音の声が魅力的。
久々にボウイの音楽性に触れたら再燃しました♪