ビル・マーレイがたまらなく好きなんですが、本当に憎めないダメ親父演じさせるとハマり具合が素晴らしい笑
ドン・ファンにちなみ、過去に様々な女性たちと恋をしてきた独身男性ドンが、ある日ピンクの便箋の手紙が届いたことからはじまる一種のロードムービー。
ピンクがキーカラーな作品だから、ドンの過去の恋人だった女性たちの周りにちょこちょこピンクが登場。
やっぱりちょっとオフビートなユーモアを入れつつ、ここではどこか情けない男性としてのドンが女性たちとの対話や関係性で見えてくる。
でもその情けなさが魅力的というか、ドンを嫌なやつに見せない雰囲気が素敵。
画面のつながりが洒落っ気あるんだよなぁ、何だろうこのジャームッシュの画面。