八雲

どうにかなる日々の八雲のレビュー・感想・評価

どうにかなる日々(2020年製作の映画)
2.3
淡くてやわらかい作画なのであたたかいお話かと思いきや、とても世俗的で驚きました。

好意や信頼は『性欲』の前では無意味で無価値。

“元恋人の元恋人”と付き合いだしたり、好きな人から口止めされた秘密を、あっけなくバラして罪悪感がなかったり。

各4話のオムニバスから『みんな近くにいる都合の良い人を、好きだと思い込んでいるだけですよ。』と諭されました。

節操のなさも健やかさ、不誠実さも御愛嬌。

同性カップルの“謎の清潔感”や、可愛らしい作画が、より動物ランドを際立たせていて素晴らしかったです。
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