世界観

アンテベラムの世界観のレビュー・感想・評価

アンテベラム(2020年製作の映画)
4.5
これは前情報何も知らずに見るべき
あらすじもレビューも、何も読まずに見るべき

下記ネタバレ含む
余韻がすごくてしばらくレビュー書けなかった
黒人差別はいまだにきっと残っていて、ヴェロニカが体験していた遠回しの嫌味とかを体験している人はたくさんいるんだろうな、と思った
自分と違う人を怖いと思ってしまう気持ちはわかるけど、その心が間違っているし、怖いと思ってしまっても、その恐怖を相手を攻撃することで治めようとするのは絶対に間違えてるよね

てかすごい映画ですわ〜
心に訴えてくる原題にも残る人種差別という重いテーマながらも、物語としてのクオリティがとても高くて、すごかった
昔の話かと思ったらバリバリ現代で、しかもエデンは人種差別研究の第一人者で…展開が面白すぎた
所々に散りばめられている物語のヒントというか
エリザベスの娘、不気味すぎて、エレベーターのシーン怖かった!!
あの人形を引き摺るシーン、演出うますぎね…

あわよくばイーライには生き残って欲しかったですね、ハッピーエンドではないけど救いがあって、よかったです
私は絶対に1日目で自殺を選ぶような弱い人間なのでヴェロニカがまぶしかったです、逞しい女性になりたい
人種や性別によって嫌な思いをする人が少しでも減りますように
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