このレビューはネタバレを含みます
南北戦争時代の奴隷身分の黒人女性と、現代の黒人女性。
それぞれの世界が描かれてるようで…？
の話。
いやぁ、これは騙された。
現代と過去がリンクするらしいってのは何となく知ってたというか、そういう先入観で見てしまってだが故に、余計に騙された。
リンクなんてもんじゃない、ガッツリ繋がってた。
旦那に電話したあたりでハッキリと理解して、
その瞬間どっといろんな感情が湧いて来た。
1番強く思ったのが、前半ひはこの酷い環境が南北戦争時代だということで受け入れて見てしまっていた自分の中の残酷さ。
勿論当時だとしても酷いと感じてはいるんだけど、冒頭や中盤で犠牲になった人たちがみんな誘拐されてきた(?)現代人だと思ったらより恐ろしく感じてしまった。
やられてることは同じなのに、なぜ現代と過去で衝撃度が違ってしまったのかと…
アメリカに住んで無いから日常的な差別を直に感じたことはないけど…劇中にあったあらゆる差別が、昔からずっと続いてるっているのを感じることが出来る作品だと思った。
