にしりゅう

キンキーブーツのにしりゅうのレビュー・感想・評価

キンキーブーツ(2018年製作の映画)
4.0
この映画は米国版キャストによるブロードウェイ公演ではなく、英国版キャストによるウエストエンド公演を撮影したもの。

個人的にはブロードウェイ版のビリー・ポーターのローラより、英国版のマット・ヘンリーのローラの方が好きなので英国版が映像化されて嬉しい。ゴツくて迫力がある一方、長い手足を生かしたしなやかな踊りが素敵。

役者の顔の表情まで見ることができるのが映像の良さ。
特にチャーリー役のキリアン・ドネリーは、喜怒哀楽をしっかり表情で表現していて素晴らしかった。

生で見る舞台とはまた別の物として、英国まで行かずとも、過去の公演を、映像で楽しめるのは素晴らしい。

個人的な願望だけいえば、カラム・フランシスがローラ役だったオーストラリア版も見たい。そしていつの日かもう生で見ることの叶わない日本版も。

【追記】映画を鑑賞。力強いストーリーはそのままで、舞台向けにより華やかに魅せる場面を作り出したシンディ・ローパーとジェリー・ミッチェルに拍手。
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