ウィッシュ・ルームのフラクラのネタバレレビュー・内容・結末

ケイトがクソ。
自己満と自分勝手でシェーンを不自由な身で生み出してしまったんだから、さっさと死んでやるのが親の愛だと思うけどね。あんなにもヒステリックにシェーンを守り、愛してるって口にはしても、自分を犠牲にするほどではないんだなって冷めた目で見てしまった。最後だけ一丁前に悲しんでたけど、全部お前のせいだろって感じでイライラした。自分の考えなしの浅はかさが引き起こした惨事でシェーンは被害者だってちゃんとわかってんのかな？
それに引き換え、ジョン・ドゥの両親の愛は重く深かった。ケイトだけ死ねばシェーンにはマットが残るんだから、ジョン・ドゥみたいに身元不明で収容されることもどうにか回避できそうなのに。

あの部屋のこと自体は謎のままだけど、悪魔かなんかが作り出したこの世のものならざる装置なんだろうな。部屋の中にもう一つ世界を作り出してるのはすごかった。自分たちの虚構を作り出すのはまあアリとして、シェーンがマットに擬態してたりそんなのもありなんだ〜と思った。

それにしても、最後のあれはマットかシェーンかどっちの子か分からんってこと？母親と性行為したがるとかキモ過ぎて吐き気がした。身体の成長に中身が伴わないから人間の本能で突き動くんかな…どっちにしてもキモいの極み。もしシェーンの子だとしたら、現実と虚構のハーフ？一体どうなるんだろう。