話自体は既存の何かのトレースのツギハギだと思うけど（だから咀嚼できてないところがすっ飛んだりしてるんだと思うけど）、それ以外の部分の、たとえば「気持ちはわかる」ばっか言うロボとかって監督の周りに普段からそういう気持ちのこもってない言葉で慰めてくる人がいっぱいいるんだろうなって想像できるし、細かいところに宿ってる何かに無駄に目を向けたくなる瞬間があった。あのパンツってあんなに動いてもズレないもんなんだなとか。あと枢斬暗屯子の実写版みたいな姉も、ヒゲの理由が物語とは無関係の撮影・制作上の都合とかだったら面白いな。そんなわけないだろうけど。とりあえずこの映画、内容はすぐ忘れても見たこと自体は忘れない気がする。
