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トルーマン・カポーティ 真実のテープのseapointのレビュー・感想・評価

2.3
映画「カポーティ」は観たけれどドキュメンタリーに映る実際のカポーティとは?恥ずかしながら彼の書籍が映画化された「ティファニーで朝食を」は観たけれど未読。そして「冷血」も未読。
書籍の内容は道だが随分とふり幅あるな。「ティファニーで朝食を」も映画とは違うらしいが。

彼の全盛期はまさにパリピだ。スタジオ54であのA.ウォーホルをもぞんざいに扱うなんて。painterよりauthorの方が重鎮なのかしら。(個人の見解による)
派手でも「冷血」の取材はまるで刑事並み。基本スタイルは文字を綴るのだから、その材料収集はさすが。今のようにネット情報もないし。

宴もたけなわ、その後の人生が下落する場合、上にいる人ほど急降下。そしてあっという間に周囲に誰もいなくなる。
大概そうだ。周囲は彼の才能を愛していなかったのか。

まずは彼の書籍をいくつかと大好きだったF=S・ホフマンの「カポーティ」を観直したい。
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