あららと

トルーマン・カポーティ 真実のテープのあららとのレビュー・感想・評価

3.1
filmarks オンライン試写会にて観賞。

生前交流があった人々の語りと実際の写真、映像を中心にして淡々とカポーティの人生が語られていくドキュメンタリー。

カポーティについては映画の『ティファニーで朝食を』をかろうじて観ていたというくらいで(しかも小説から大分改変されているらしいし)ほとんど前知識がなかったため、中盤以降で取り上げられるセンセーショナルないくつかの出来事について、その特異性や社会的影響をうまく読み取ることができなかった。その辺り作中でももう少しフォローがあったら楽しめたかなぁと思う。

とはいえ代表作である『冷血』は読んでみたいと思ったし、それを題材にした映画『カポーティ』にも興味は湧いたので手をつけてみたい。

すでに著作を読んだ方や、彼の人生に興味がある方にはおすすめします。
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