filmarks オンライン試写会にて観賞。
生前交流があった人々の語りと実際の写真、映像を中心にして淡々とカポーティの人生が語られていくドキュメンタリー。
カポーティについては映画の『ティファニーで朝食を』をかろうじて観ていたというくらいで(しかも小説から大分改変されているらしいし)ほとんど前知識がなかったため、中盤以降で取り上げられるセンセーショナルないくつかの出来事について、その特異性や社会的影響をうまく読み取ることができなかった。その辺り作中でももう少しフォローがあったら楽しめたかなぁと思う。
とはいえ代表作である『冷血』は読んでみたいと思ったし、それを題材にした映画『カポーティ』にも興味は湧いたので手をつけてみたい。
すでに著作を読んだ方や、彼の人生に興味がある方にはおすすめします。